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「機会損失」より大切なこと。「現金」を厚く持つことが大事な理由 

一般NISAが2014年に開始し、つみたてNISAが2018年に始まって以来、投資人口が拡大しつつあります。

SNSやネットでは、最高効率で「現金は最低限、残りは全て株へ(全力投資)」というスタイルが正解のように語られがちです。

現金を寝かせておくのは機会損失だと言われることもあります。

確かに確率的にはその通りかもしれません。

でも、僕は現金を厚めに残すようにしています。

今回はその理由について書いていきます。

目次

資産が少ない時ほど「率」で管理してはいけない理由 

投資の解説でよく、「現金50:株50(カウチポテトポートフォリオ)」や「年齢と同じ%を現金で持つ」といった比率が紹介されています。

一度は目にしたことがないですか?

これらの現金と投資の配分を比率で考える理論。

資産形成を始める人がそのまま適用すると少し危険だと考えています。

例えば、「総資産100万円」の人がいたとします。 

教科書通りに50%は投資へ50%は現金で配分するとこうなります。 

現金: 50万円 

投資: 50万円 

もしこの人の生活費が月15万円なら、現金50万円は生活費3ヶ月分強です。

生活防衛資金としては合格ラインでしょうか。

しかし、事故や病気など急なトラブルがあると、あっという間に現金50万円が枯渇してしまいます。

当然ながら様々な費用は「率」ではなく絶対額でかかる為です。

投資にいくらつぎ込むかを考えるのは、この2点を満たしてから始めた方が安全です。 

・生活費の3ヶ月〜1年程度の現金を確保

・直近で大きな支出(車の買い替えや結婚式など)が控えている場合はそれらの現金も確保

投資の「握力を鍛えろ」の正体はメンタルの問題だけではない 

暴落時によく言われるのが「相場から降りるな」「握力を鍛えろ」という言葉。 

これは株価暴落の恐怖(メンタル)ともう一つの敵が隠れてると考えています。 

それは株式暴落と現金が必要なトラブルが同時に発生した時に現金がないと「株を売るしかなくなる」ことです。

株価暴落時は往々にして

不景気になる → 給料やボーナスカット・最悪の場合、失業 。

というコンボが発生して手元の現金が枯渇することもあります。 

そうなると、これまで成長させた投資資産を取り崩すことになります。

まだ売りたくないのに、半ば強制的に損失が確定(退場)するのです。

つまり「相場に居続ける」ために必要なのはこの2点です。

非常時でも投資資産に手を付けずに暮らせる現金の余裕
暴落時に狼狽売りしないメンタル

厚く持った現金は、投資資産を取り崩すという事態を防いでくれます。

加えて「まだ現金があるから生活に影響はない」と結果的に狼狽売りを防ぐ精神安定剤の役割もあると考えています。

好調相場の時ほど、現金の厚みを確認する

ここ数年で投資を始めた人(僕も含めて)にとって、相場はずっと右肩上がりでした。

コロナショックやトランプショックなどもありましたが、世界各国の迅速な金融緩和によって、株価は短期間で回復し、最高値を更新し続けています。

でも、この手当が今後も確実に機能する保証はありません。

過去には年単位で株価が低迷するような時代もありました。

S&P500はリーマンショック後には5年近く最高値を更新できず、日経平均に至っては30年以上も最高値を更新できませんでした。

もしそんな長期低迷が来たら現金の余裕がない状態で耐えられますか?

相場の調子が良い時こそ、投資に傾倒しすぎていないか現金の厚みを確認することが重要です。

まとめ

投資を始める時の手順をまとめます。

1️⃣毎月の生活費3ヶ月〜1年分程度の現金預金を確保

2️⃣直近で予定されている大きな支出の現金を確保

3️⃣上記を確保した後の余剰資金は投資へ

この時、1️⃣と2️⃣が確実に確保されていれば投資にいくら注ぎ込んでも構わないと考えています。

例えば

生活防衛資金と直近の支出分の現金300万円が確保されていれば

1000万や2000万円を投資に注ぎ込んでもいいわけです。

余剰資金ですから。

今のところ僕は1000万円近くの現金を確保しています。 

正直、現金持ちすぎかもしれません。 

でも、この余裕のおかげで急な出費にも焦ることなく対応できます。 

僕が確保している1000万円の現金について全員がこの額を確保しろ。という意図ではないです。 

5人家族(子供3人)という立場に、自分自身の心の余裕も踏まえてこの額になっています。  

投資は資産を増やし、生活を豊かにしてくれる素晴らしい仕組みです。 

そんな仕組みからいつまでも富を享受できる様、まずは生活防衛資金が足りてるか計算してみませんか。

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この記事を書いた人

5人家族(子供3人)、住宅ローンあり。
普通のサラリーマン家庭でも、支出を見直し、
仕組みを作ることでアッパーマスに到達しました。
「投資よりまずは貯金から」そんな視点で情報発信してます。

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